出走馬 全体を見る

出走前

競馬が上手い人は出走する馬全体を見ていて、個別の馬についてはそれほど詳しくないこともよくあります。

どんなに詳しく馬の事を知っても、それだけで競馬に勝てるものではないということを知っているからです。

競馬はその日の馬場や出走する相手、距離やレース展開などさまざまな要因によって大きく変わるので個別の馬の情報をどんなに詳しく集めても、それだけで的中率を上げることが出来ないことを知っています。

競馬が下手な人は個別の馬のファンのようなものになって、誰よりもその馬の事を詳しく知るようなことをしますが、そこまでしても意味の名ことを玄人は知っています。

それよりは、レース全体を見て、オッズに異様な状態が出ていないのかを見ます。

オッズは実力が出てくるわけではなく人気が反映されることになるので、かなり実力がある馬でも高いオッズになることもよくあるわけです。そうした馬に賭けていけば、収支のパフォーマンスはアップします。

もちろん、これで100%勝てるわけではありませんが、ある程度の勝率で稼ぐことができる上に、リターンも大きくなるからです。

競馬は人気投票のようなものです。

人気投票であるオッズの違和感を利用して儲けることを考えています。個別の馬を見るのではなく、レースの全体をバランスよく見て、違和感があるオッズを突くことを考えています。

そこが収支の分かれ目です。情報量が違うというのではなく、見ているところが違うと考えるといいでしょう。

お勧めサイト → 競馬のオッズの考え方 競馬用語

大穴で勝負をする競馬のプロ

競馬

競馬のプロでも、馬券を的中し続けるというのは簡単なものではありません。

一般人よりは高い的中率を誇るといっても、25パーセントも控除のある競馬で少し的中率が高いぐらいで勝つというのは至難の業です。

そのため、プロの中には大穴で勝負をする人もいて的中率よりも回収率を重視している人も珍しくありません。

プロのイメージからすると本命に手堅く賭けて高い勝率を維持して稼ぐと思ってしまいがちですが、本命に賭け続けるというのは当て続けなければならないということになります。

それに対して大穴狙いは、ほとんどが外れても一度大きく当たればそれまでの損失をすべて取り戻してお釣りが来ますから、チャンスが多い分だけ勝てる可能性は高いといえます。

超高配当であれば、一般人よりも少し的中率が高いだけで利益を出すことができる可能性が高いため、本命ではなく大穴狙いで勝負をするプロというのも珍しい存在ではないのです。このような賭け方のもうひとつの利点としては、一度の勝負で大きく負けるということがないというところにあり、当たれば大金を手にすることができ、負けても少額なので比較的リスクが少ないという特徴があります。

本命狙いだとリターンが少ないのでどうしても賭け金が大きくなってしまいがちで、予想が外れてしまうと損失も大きくなってしまいます。

超高配当狙いの場合には少額でも十分なリターンが期待できるため一度に大きく負けるということがなく、虎視眈々とチャンスを狙うことができます。

競馬のオッズが決まる仕組み

馬小屋

オッズ(odds)とは、投票した馬券が的中した場合にどのくらいの配当が得られるかを示す「倍率」のことを言います。たとえば、倍率が「3.0」の馬券を100円分購入すると、的中馬券の配当金は、3.0×100円=300円になるというわけです。

競馬の場合は、馬券の総販売額と投票数によって決まるため、投票が受けつけられている間は絶えず変動しています。つまり、どのくらいの配当が得られるのかが確定するのは、当該レースの投票が締め切られた後なのです。

オッズは「払戻率÷支持率」という算式で導かれます。払戻率は、馬券の総販売金額から控除分を差し引いたものです。控除とは、言わば「胴元の取り分」で、中央競馬の場合はJRAの取り分と言いかえても差し支えないでしょう。一方で、支持率は投票数全体に占める的中馬券の割合のことを指します。仮に、馬券が1枚も売れていない馬の場合は、「0.0」と表示されます。また、1頭の馬に人気が集中して計算上は0.8~0.9倍になってしまうような場合でも、表示は1.0倍となります。

ちなみに、投票数がゼロの馬が勝った場合は「特払い」と言って、ハズレ馬券1票に対して70~80円の払戻しが行われます。オッズが決まる仕組みを正しく知ることで、より戦略的に馬券を購入し、競馬を楽しむことができるようになるのではないでしょうか。

馬 絵